ウチの弟、やまとは少しだけ足腰が弱い子です。
ヘルニアの兆候は見られません。ですが、調子が悪かった時期は少しだけナックリングと言って麻痺の症状が出ていたこともあります。
きっかけは、2、3歳の頃。実家のソファに飛び乗って遊んでいた時に、足を滑らせてソファから落ちてしまった事。
落ちた直後は歩けずにいたのですが、夜間で病院に行けなかったので数時間ケージで安静にしていたらその後歩けるように。
翌日病院に連絡し、様子を見るように指示をいただき数日後の通院日に合わせて見ていただきました。
その時にはもう歩行も問題なく、関節を動かしても痛みは出ませんでしたのでそのまま経過観察になりました。
それまで、彼はお散歩が大好きで体力の続く限り歩く子だったのですが、怪我をしてから無理をさせてはいけないと私が過保護になってしまい
今までよりずいぶん短いお散歩に変えてしまいました。
それからどのくらい時間が経過したかは覚えていないのですが、次第に彼の脚や臀部の筋肉が痩せていってしまい、後脚だけヨタヨタと歩くようになってしまいました。
後脚に力が入らないのか、前脚で体重を支えるので逆に上半身は筋肉が増えてとてもアンバランスな体型になってしまいます。
一応病院では、レントゲンを撮り見ていただいたのですが、骨には問題なくむしろフレンチさんにしては整っている方では?と。
骨は異常がなくても神経系に異常がある可能性も0ではないと言われ、MRIを撮りに行きますか?と提案していただいたのですが、
おそらく、今の状態だとヘルニアが見つかっても軽度なので手術の対象にはならない上に、本犬の負担になるだけなのでは?と思いMRIは撮らずにしばらくお薬を飲ませて変化があるかを見てみることにしました。
痛みがありそうな時だけ鎮痛剤を出していただいて、症状が安定した後はビタミン剤だけの投与です。
ビタミン剤は、ノイロビタンというお薬です。神経性の疾患(ヘルニアなど)によく処方されます。人間と同じです。
これを数年、朝晩1錠ずつ飲んでいました。
その後、比較的夏場は調子が良いので1日1錠に減薬し、逆に冬になると冷えから脚の動きが悪くなるのでまた1日2錠に増やしていました。
このままヘルニアにならずに済めばいいなぁーくらいにしか思っていませんでしたが、ここ1年ほどはなぜか脚の調子もとても良くナックリングも治まっていて、少しずつですが下半身の筋肉が増えている様に思います。
腰がすごく細くなってしまっていたのに最近はムチムチしてきてなんだか嬉しいです。
現在でも1日1錠のビタミン剤は飲んでいます。ビタミン剤は他の薬より安価なのでお守りがわりにずっと飲ませていてもいいのかな?と思います。サプリメントよりよっぽど続けやすいので・・・
調子が良いので半年前くらいから、夫が朝彼だけ連れ出してお散歩してくれています。
お姉ちゃんがいると散歩のペースが違うので、朝の時間を毎日楽しみにしている様です。
でも、やはり歩行を見ると後脚が悪いのかなぁ?とわかるくらいではありますが。
回復したのは奇跡的なのかもしれませんが、お薬の他にも日常で気をつけてきた事があります。
悪化させないように日頃気をつけていること
- ダイニングの椅子やベッドには自分で乗り降りさせない。
- 身体を冷やさないようにする
- 継続的な運動
- 床材によって滑らないようにする(肉球ケアも)
- 散歩や遊んでいる時は、ちょっとした変化がないか観察している
ソファは最近調子が良いのでダメと言っても乗ってしまいますが、万が一落下した時のために大きめのベッドを置いています。
冬は足腰が冷えると調子が悪くなるので、腹巻をしていることもあります。
症状が著しく出ていた時は、レンジで温める湯たんぽ?のような物を腰に乗せています。あとは、シャンプーの時にシャワーを腰や股関節などに当てて温めていました。
床材に関しては、以前住んでいた家ではタイルカーペットを敷き詰めていたのですが、正直掃除が大変で。笑
以前の家はフローリングで滑るので敷いていたのですが、今の家はクッションフロアなのでそこまで滑らずに遊ぶことも可能です。
肉球にワセリンなどを塗って保湿しておけば自分で踏ん張れるようになるのでおすすめです。滑らなくなるクリームなんて商品もありますので便利です。
タイルカーペットは滑らなくて良かったのですが、お姉ちゃんの皮膚問題があり常に清潔で湿気も無い状態を維持するのが大変だったんですね。
なのでたまたま引越し先がクッションフロアでラッキーだったと思います。タイルカーペットは、ダニの温床らしいので気をつけたほうが良いです。
最後に大切なのは、やっぱり継続的な運動じゃないかと思います。
人間もそうですが、運動し続けないと歳をとるにつれ筋肉が減少します。怪我が原因で散歩量を減らしてしまったこともダメだったのかもしれませんが、本人も当時はあまり走りたがらなかった様に思います。
徐々に運動量を増やしてあげれば良かったと今更後悔しています。
現在は昔よりもできるだけ観察するように心がけています。ちょっとした遊びでも、いつもと動きが違かったりするので。
可愛いのでつい顔ばかり見てしまうのですが。笑 シニアになると疾患がどどんどん増えてくるので観察の方が忙しいです。
今後、また何かのタイミングで悪くなる時がくるかもしれません。今でも長めのお散歩をする時は疲れてくると後脚が出遅れて爪が斜めに削れてしまうので。
それでも、調子の良い時は運動しつつ、悪い時はホームケアをしていくしかないんですよねー。
おそらく、今以上回復することはないのかな?という感じです。
また、冬になって症状が変わったり、新たなホームケアを導入した際は追記しようと思います。
歩行の動画とか、参考になるのでは?と思い、貼り付けたいのですが、WordPressに直で貼り付けるとすんごく重くなるらしくできないんですね。
一番良いのはyoutubeを使うのが良いらしいのですが・・・検討中です。笑
最後までお読みいただきありがとうございました☆
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