ペットと一緒に暮らしている方には永遠のテーマである「抜け毛」
皆さんはどんな対策をしていますか?
我が家はフレンチブルドッグ2頭と一緒に暮らしていますが、今日は我が家の抜け毛対策をご紹介しようと思います。
短毛の抜け毛対策
まず一番大切なのは皮膚や毛の状態(健康)を知ること
毛が抜けるのは人も動物も同じです。
人間も1日に50本〜100本髪の毛は抜けると言われています。
ペットを飼われている方は、自分の抜け毛以上にペットの抜け毛に気を遣っているのではないでしょうか?
来客時に、靴下や洋服に毛が付かないように直前に掃除機やコロコロ必死に掛けているといった事もあるあるかと思います。(ウチだけ?)
実は、抜け毛は0にならないけど、皮膚や毛の状態を知ることで、抜ける本数は減らせるんです。
我が家はフレンチブルドッグを2頭飼育しているのですが、お姉ちゃんの方が1年中毛が抜ける体質で、弟は基本あまり抜けず、換毛期に1週間ほどかけてワサッと抜けるタイプです。
お姉ちゃんの抜け毛の量はパピーの頃からとてつもなく多かったのですが、皮膚の調子がその頃から悪かったんですね。
結局、彼女は食物アレルギーからの膿皮症を発症していたのですが、食事制限(療法食)をしたり、膿皮症の治療をして改善すると、自然と抜け毛の量が減った様に感じました。
我が家での日頃のケア
皮膚の健康チェックと、日頃のケア(シャンプーやブラッシング)を定期的に行うことで、ある程度の部屋の抜け毛は抑えられます。
ちなみにお姉ちゃんの日頃のケアは、皮膚の調子が良い時はシャンプーが2週間おきで、ブラッシングは2、3日に1度行い、毎日皮膚の状態をチェックしています。
換毛期はさらに抜け毛が増すので、ブラッシングは多め(1日おき〜毎日)にしています。
シャンプーのコツは、泡の量を多くして毛だけではなく皮膚も優しくマッサージする様に洗う感じです。そして、シャンプー剤が残らないようにしっかり洗い流す事。(フケの防止になります)
ドライヤーも必ずします。タオルドライだけですと、残った湿気が体温で温まり、雑菌を繁殖させ膿皮症などの原因になりますので完璧に乾かすことをお勧めします。
それと、膿皮症が出ている時は、獣医さんと相談の上シャンプーの頻度を上げています。
家全体の抜け毛を減らすためには、大元(本犬)から抜け落ちる毛をコントロールする事です。
抜け落ちた毛の対策
日頃のケア以外での抜け毛対策としては、やっぱりこまめに掃除機をかける事です(当たり前ですが)
まめに掃除機を掛けることが面倒にならない様に、床には物は置かないなどの工夫をすると良いと思います。
掃除がしにくいレイアウトや家具を選ぶと、掃除がどんどん面倒になります。物を置くと物の角や隅に毛が溜まったり挟まってしまい掃除に手間がかかります。
大切なのは、簡単に全体を掃除できる環境作りをすること。
一番簡単なのは、物を減らす事。←それがなかなか出来ないんですが(笑)
せめて、床には物を置かないという事を徹底すれば掃除機問題はクリア出来そうです。
布製品は目の細かい素材をチョイスすると毛が入り込むのを防げます。(フレンチの毛は刺さるように入り込みます)
お勧めの布素材は「コーデュロイ」です。こちらの素材ならコロコロでも完全に取れます。
床にタイルカーペットを敷き詰めているお家もあるかと思います。
我が家も以前敷いていましたが、やっぱり掃除機では取りきれなくて無限にコロコロをしていました。
毛足の長い子の場合は、結構抜け毛対策グッズが効果的で使えるのですが、短毛しかも直毛ってどんどん中に入り込むんですね。厄介です。
コロコロですら、太刀打ちできない時も多々あります。
コロコロでも取れないこびりついた毛は、キッチン用のゴム手袋で擦ってみる。という手があります。ゴム手袋の選び方は、ツルツルしている物ではなく、マットな質感のゴム手袋を探す事がポイントです。
タイルカーペットを敷かれているのは、ワンちゃん達の足腰の怪我予防で敷かれていると思いますが、最近はカーペット素材ではなく、ツルツルした掃除がしやすい素材も販売されていますのでそちらもお勧めです。
我が家は現在、クッションフロアですが、もう少し歳を取ってきたらこちらを敷こうと考えています。
滑り止め効果もあり、脚に力が入らなくなってもこれなら踏ん張れます。
タイルカーペットの様に硬くなく、フワフワしているので転んでも安心。
粗相をしても、簡単に拭き取れますしこの上でご飯を食べてもらっても後片付けが楽ちんです!
人間の服や物につく毛は、色々な場所に移動します。トイレ、車、寝具など。
こまめにコロコロをする事も大切ですが、お洗濯の前に毛を完全に払う事が移動する毛を撲滅させる気がします。目の細かい洗濯ネットを使うのもお勧め。
同じ洗濯機で犬グッズを洗う時は、ネットを人間用と分けるのは当たり前ですが、定期的に洗濯機の中に残っている毛を掃除するのも忘れずに。
まとめ
- まず、日常的なケアをして、抜け毛の絶対数を減らす!
- そして、手軽に掃除がしやすいような家具のレイアウトや床に物を置かない環境にする。
- 布製品は、毛が入り込まない素材をチョイスする。
- タイルカーペットの素材を変えて掃除をしやすくしてみる。
- どうしても毛がこびり付く素材は、キッチン手袋で擦ってみる。
- 意外に取れますので良かったら試してみてください!
- 意外に見落としがちなのは、スリッパのソール素材。この素材をツルツルした物に変えるだけでも、抜け毛の移動は防げます。
大した対策ではないのですが、まめに掃除をする事がやっぱり断然綺麗を維持できます。
同時に人間の髪の毛も掃除できるので一石二鳥です。
ペットを飼った事のない方は、犬(我が家では)の毛を不衛生と感じる方もいるかもしれませんが、
お散歩に行けば毎回全身拭いてもらって、ブラッシングやシャンプーもしてもらっているいわゆる家庭犬の方が、全身汗をかく人間よりも清潔かもしれない?と思うことがあります。笑
なぜなら、犬は肉球以外汗をかかない動物だからです。
人間の髪の毛は、整髪料をつけることで空気中の埃が付着しやすくなります。
頭皮は汗をかきますし、手で髪を触る事により雑菌も付着します。ちなみに人間は髪の毛よりももっと不衛生な毛がありますよね?笑
・・・犬の方が清潔では???とふと思ったのは私だけでしょうか?笑
たまに外出先とかで1本だけ愛犬の抜け毛を見つけたりすると、ほっこりするのは私だけでしょうか?
話が逸れましたが、世に出ている抜け毛対策グッズでは効果がない短毛の抜け毛には、まめなお掃除が一番効くという事だと私は思います。
犬の抜け毛は嫌だけど、掃除をまめにするのが面倒という人は・・・動物を飼うべきではないのかな?と思いました(極論)
可愛い愛犬のため、綺麗な家を維持するため、短毛のオーナーさん一緒にお掃除がんばりましょう(笑)
新たに使ってみて良かったというアイテムがあったら追記したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました☆
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