こんにちは、neigeです。
アイコンタクトの練習は、うちのお姉ちゃんの記事(耳が聞こえない子のコマンド練習)で紹介しましたが、下の子のアイコンタクト練習についても紹介したいと思います。
最後までご覧いただけると嬉しいです☆
アイコンタクトと言うと、飼い主に意識が向かい視線を合わす事を言うのだと思いますが、
我が家のアイコンタクトは少し変わっていまして、視線が合ってから両目で瞬きをするという動作を入れています。
なぜ、瞬きをさせるようにしたかというと、お姉ちゃんの情報や、弟の気持ち(若い頃は控えめで我慢しがちだった)を知りたくて、Yes、Noを瞬きで表現できたら簡単な会話が出来るかもしれないと思ったからです。
では、早速ご説明していきますっ!
アイコンタクト練習方法
順序としては、①目を合わせる練習②瞬きをさせる練習③Yes,Noを覚えさせる の順です。
①目を合わせる練習
まずは、名前を呼んで注目させる事を教えます。振り向いたり、飼い主の所に来てくれたりしたら褒めます(ご褒美)
色々な状況で試して、何処にいても反応する様になるまで練習します。
「クリッカー」というワンちゃんを呼び寄せるための道具も販売しています。ボタンを押すとカチッと音が鳴るので犬が反応したらご褒美をあげて音に注目させる様に練習します。お散歩中などに使うと良い練習になります。
その他のアイテムは、「犬笛(ドッグホイッスル)」があります。どちらもお手頃なアイテムですのでおすすめです(難聴の子に関しては使用できません)
その次は、飼い主と目があったら褒めます(ご褒美)練習しながら、目が合っている時間を少しずつ伸ばしていきます。
集中力が必要なので愛犬が飽きてしまったら一度休憩します。忘れた頃にまた練習すれば大丈夫です。
②瞬きをさせる練習
瞬きの練習は、飼い主さんがまず見本を見せます。
目が合っている状態で飼い主がゆっくりはっきりと両目で瞬きをします。
最初はきっと「?」となると思います。
めげずに優しいひょう表情で瞬きをしてあげてください。愛犬が無表情でこちらを見ていても大丈夫ですw
繰り返すうちに、まぐれで愛犬が瞬きする瞬間が来ます。(絶対見逃さないでください!)
瞬きしたら、全身全霊で褒めてください!おやつをあげても良いです☆瞬きをすると良いことが起きると言うことを定着させるためです。
今度は、自分が瞬きをした後、愛犬も瞬きをしたら褒めると言う事を徹底します。
よほど落ち着きのない子でなければ根気よく練習すれば出来ると思います。うちの子は割と簡単に覚えてくれましたよ!
③Yes,Noを覚えさせる
ここからが本番です。
Yes=瞬きをする No=瞬きはしない
これで飼い主さんの質問に返事をしてもらう様に練習していきます。
Yes,Noどちらから覚えさせるのか・・・
絶対Yesから覚えさせましょう!なぜなら、Noとは、愛犬にとって「嫌な事」の場合が多いからです。
Noから先に覚えさせてしまうと瞬きをしなくなってしまうからです。
ですので必ずYesから練習していきます。
まず、愛犬が理解している単語の中で、愛犬にとって嬉しいもの(ご飯・散歩・おやつなど)を使って話しかけます。
目が合っている状態で、おやつ食べる?など聞いてみて下さい。(何度か練習できる質問がいいのでおやつがいいかもです)
最初はまぐれででもいいので、質問(おやつが食べたいか)した後、愛犬が瞬きをしたらすかさずおやつ(質問の答え)をあげます。
次に同じ質問をした時に、瞬きをしなかったらおやつはあげず、「あ、いらなんだね〜」と言いながらおやつをしまう仕草をします。
瞬きをする→おやつあげる
瞬きしない→あげない
を繰り返すと、おやつを食べたい時は瞬きをするともらえると言うことが理解できる様になります。
他にも、Yesの質問をして練習してみて下さい。必ず、瞬きをしたら質問の答えを与えます。
色々なYesの質問に返事ができるようになるまで、楽しく練習を重ねてみて下さい。
できる様になったら、今度はNoの練習をします。
Noの質問は、愛犬にとって嫌なことを示します。
例えば、シャンプー・爪切りなどです。
練習の仕方はYesと同じで、「シャンプーする?」と聞いて、瞬きすれば本当にシャンプーします。(シャンプーをするタイミングで使って下さい)
爪切りの方が良いかもしれません。「爪切りする?」と聞いて、瞬きすれば爪切りをします(練習のため切るのは1本だけでも大丈夫です)
もし、瞬きしなければ「じゃあまた今度ね」と言って、話を終わりにします。
これを続けると、自分が嫌だと思うことに瞬きをすると、それを実行されてしまうと理解します。
Yes,Noそれぞれ理解できる様になったら、日常会話の中でYes,Noを選択させる様に練習します。
小さな子供に話しかけるのと同じ様に、愛犬に選択肢を与えるような会話を普段から練習します。
最初は分からなくても、短い文章で単語の組み合わせならなんとなく理解するようになります。
日頃から、沢山愛犬に話しかけることが成功の秘訣だと思います。
うちの子が理解してYes,Noが言える質問はこんな感じです。
- 今日はお散歩でお友達に会えた?
- ○○公園のおばあちゃんにいい子いいこしてもらったの?
- お留守番は寝んねしてたの?
- 抱っこして欲しい?
- シャンプーしていい?
- 歯磨きする?
- お洋服着る?
- お腹痛い?
- あんよ痛いの?
などなど、結構他にも沢山あります。
毎回、同じ返事をするかと思いきや、お友達に会えた?の質問などは、答えが違いますし、散歩に連れて行った夫に後で確認すると本当に会ってない時は瞬きはしていないことがわかりました。
あと、最初にご説明した通り、お姉ちゃんの気持ちを代弁してくれたらと言う気持ちもあったので、お姉ちゃんのことは良く聞いたりします。
- お姉ちゃんプンプンしてるの?
- お留守番の時お姉ちゃんケッケ(吐くこと)してた?
- お姉ちゃんカイカイ(皮膚が痒い)なの?
など、お姉ちゃんの身体の状態だったり感情を聞いたりしています。
お姉ちゃんの蓬は、耳が聞こえないので本当に助かっています。
ただ、彼もずる賢いところがあるので、たまに嘘をついたりもします。
- ご飯食べたの?
- パパにボールしてもらったの?
など、たまに嘘をつきます。笑
そこは家族に確認すればわかることですし、嘘をついている時はなんとなく気がつく様になりました。笑
ですが、愛犬と簡単な会話が成り立っている様で、なんだか話しかけることが楽しくなります。
練習は同じ質問をしつこくしないなど、愛犬が嫌になってしまう状況にさせないよう配慮すると飼い主さんに耳を傾けることが増えるのではないかと思います。
会話で大切なのは、必ず同じ意味合いの単語は統一させる事です。
眠い・寝るなどの意味合いは「寝んね」で統一することで理解します。
例えば、犬からしたら「ご飯」と「フード」は全く異なる単語になります。家族間で言葉を予め決めておくとワンちゃんが覚えやすいと思います。
コミュニケーションのヒントが増えるとどんどん愛犬は学習していく
いつからか彼は、氷(うちでは氷をおやつ代わりにあげています)を食べたい時、キッチンにいる私に前脚を使って呼ぶようになりました。
呼ばれて彼のことを見ると、すかさず彼は冷蔵庫を見る仕草をする様になりました。
私「氷食べたいの?」彼「うん(瞬き)」となって見事に氷をゲットすることに成功します。
誰が教えたわけでもないけれど、普段からしている簡単な会話や質問などのコミュニケーションから、自分で意思を伝えると言うことを学んだんだと思いました。
犬という動物は、私たちが思っているより賢いんだと実感しました。
普段、何気なく話している会話など、ふと犬を見てみると耳を敏感に動かして聞いていたり、会話の中に自分の知っている単語が出てくると首を傾げて一生懸命理解しようとしたり、意外と会話を聞いていることがわかりました。
我が家のnicoge達は、もうシニア期なので家族で病気のことだったり、少しネガティブな話もしなくてはならない時があります。
そういった話をする時には、なるべくnicoge達がいない時に話したり、理解出来ないような言い回しをしたりして悟られない様配慮しています。
ちょっと大袈裟と思われるかもしれませんが・・・
シニア期と言うことは、それだけの年月一緒に過ごしてきた訳で、私たちがnicoge達の事を熟知していると同時に彼らもきっと私たちの事を深く理解しているのではないかと思ったからです。
なので最期のその時がくるまで、彼らの気持ちを大切に彼らがより良い環境で幸せに暮らせるように、これからも沢山話しかけてあげたいと思っています。
時間がかかるかもしれませんが、愛犬と簡単なコミュニケーションが取れたらきっと家族の絆も強くなるはずです♪
良かったら試してみて頂けると嬉しいです。
今後も、新たに覚えたコミュニケーションなどがありましたら追記していこうと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました〜☆
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