既製品の棚をちょっとの工夫でおしゃれで実用的に変える!
こんにちは!
我が家には植物がいくつか置いてあるのですが、冬になり気温が落ちてきてベランダに出していた植物達を窓のサッシに避難させていました。
今年の冬に間に合うように、観葉植物用の棚を作ろうと考えていたのですが、なかなか案がまとまらずにいたら、最近急に朝晩の気温が低くなり窓際に置いていても植物が痛みそうだったので短時間集中で調べて考えて、今回は既製品の棚を利用することにしました。
購入したのはIKEAの棚
IVAR イーヴァル というパイン材のシェルフユニットです。
サイズは89x30x124 cmで予定より少し背が高いですが、一番下の段は園芸道具などの収納に使いたかったので結果的に良かったかな?という感じです。
価格は税込で6,100円。
なぜこれにしたのかというと、最初は完全DIYで木材を買いに行くつもりでしたが、計算してみると正直あまり金額が変わらないんですよねー。結局、木材だけじゃなく細々した物を買ってるとそれなりになってしまう。
なので、今回はコストを抑えるべくこちらの棚を利用することにしました。
普通に組み立てたらつまらない
ナチュラルテイストが好きな方はこのまま組み立てても良いと思うのですが、オリジナルという言葉が好物な私は、何か手を加えたくなってしまう性分。
今回は、流行りのアイアン家具風に作っていきたいと思います。
既製品の棚をアイアン風に変えていく
工程1 木材の研磨
既製品の木材の表面には、仕上げワックスなどが塗られている場合もあるのでペーパーで研磨していきます。そうすることで、後に塗るオイルステインが染み込みやすくなります。
ちなみに、IKEAの木材は・・・仕上げどころか研磨も大してしていない感じのパイン材でした。
ツルツルに仕上げる必要はないですが、これは少し綺麗にしておきたいやつ。
そしてIKEAのデメリットは、商品の木材に直接取説やラベルが貼られていること。
↑これが一番嫌い!笑
粘着剤が残るやつ。IKEAさんはこれよくある気がするんだな・・・。
工程2 研磨した後は、両脇のパーツをアイアン風に塗っていく
今回使用したアイアン風の塗料は、ターナー色彩株式会社から出ている「アイアンペイント・アイアンブラック」という商品。
こちらの商品は、本当の金属風に仕上がります。
私はマットな感じだけでも良かったのですが、一番手頃に購入できたのがこちらでこんなにギラギラしているとは思いませんでした。でも、塗ってみるとそこまでじゃないかなぁ?という感じ。
この塗料はゴツゴツした感じも出せるように、かなり濃い仕様になっていますので、今回は水で薄めて使ってみました。
ちょっと薄め過ぎたので後で軽く2度塗りしました。
少し気になったのは、ダボを差し込む穴が塗りきれないという問題。
結局「綿棒」で全部塗りました。笑
この作業は、周りに塗料が着くのでできれば最初にやった方が無難・・・
全部塗り終わって乾いた頃・・・
完成しました。遠目で見るとお手軽なアイアンになります。
工程3棚板にオイルステインを塗っていく
棚板も軽く研磨をしてからオイルステインを塗っていきます。
オイルって種類がいくつかあるのですが、面倒な方は「オイルフィニッシュ」という種類を使うと1回だけで済みます。
今回使うオイルステインは、要は木材を保護する成分は入っていないので、この後ワックスなどをさらに塗ることになります。
使用したのはこちらです↓
ハケで塗った後、ウエスで拭き取ります。
乾かした後、再度軽く研磨をしてから今度はワックスを塗ります。
工程4 ビンテージワックスを上から塗る
ちなみに、このビンテージワックスは、ワックスだけでも塗ることが出来ます。
私はちょっとだけのビンテージ感にしたかったのでオイルステインを塗った後、このワックスを薄ーく塗りました。
塗った後は死ぬ気で擦って拭き取ります(笑)
加工の違いはこんな感じです。↓
アイアンカラーに似合うのはやっぱり下の色じゃないかと思います。
もちろん上の明るいカラーでも合いますよ!
工程5 いよいよ組み立てていく
IKEAの家具は、イラストのみの簡単な説明書です。
組み立ても本当に簡単でした。子供でも出来そう(笑)
写真撮ろうと思ったのですが、一人で組み立てていたので手が足りず割愛させて頂きます。
工程6 背面にステイを取り付ける
組み立てが終わったら背面に付属のステイを取り付けます。
これが唯一ネジを使う所。パイン材で柔らかいのですが、念の為下穴を開けておきます。
ネジでステイを止めればひとまず完成です!
工程7 キャスターを取り付ける
キャスターを底に取り付けるのに、脚が長くてバランスが悪かったので思い切ってカットすることに。
マーキングをしてノコギリでカット。リーズナブルな組み立て家具だからこそ潔く出来る件。
カットした部分は新たに塗料を塗っておきます。
乾いたら別途購入したキャスターを取り付ければ完成です!
*キャスターの大きさによっては、金属製のダボに干渉することがありますので注意が必要です。
加工する際は、自己責任でお願い致します。
完成
どうでしょうか?
動かしてみてわかったのですが、この棚は割とぐらつきますね。
もしかしたら、今後補強するかもしれません。
とりあえず適当に植物を置いてみました。
ちなみにこのロングヘアーの様なグリーンネックレスは今月中にハンギングに替える予定です。
遠目で見るとこんな雰囲気です。
そんな違和感はなさそうです。
一先ずこの位置で定着。
キャスターを取り付けたワケ(実際使ってみた!)
キャスターを付けた理由は、この場所は日光が当たる時間が限られるので、出勤時に窓際に移動させて日中はポカポカで過ごさせて夜は壁側の寒くない場所に避難させる為でした。
〜翌日〜
朝は定位置でも陽が入ります。
出勤する頃には部屋の中央に陽が移動するのでキャスターで移動させておきます。
陽が強ければレースのカーテンをすれば完璧そう。
あとは一番下の道具を入れるスペースに収納BOXを入れようか考え中です。
ちなみに、この棚の並びにスタンディングデスクを作ろうと考え中です。
年内はもう無理そうなので来年かなぁ?
まとめ
組み立てはとっても簡単だし、これくらいの工夫で普通の棚がアイアン風になるなら楽しんでできますよ!女性一人で最後まで作業が可能です!
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました☆良かったらまた覗きに来てくださ〜い!
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