よもぎの体調不良と膿皮症。

■よもぎ-疾患と通院記録

いつからか、毎年梅雨時期になるとよもぎさんは体調が悪くなります。

膿皮症だったり、下痢だったり。

そして今年は「下痢・嘔吐・膿皮症」のトリプルコンボでした。

5月に血液検査をしていて、総タンパクが低くなってきたという話をしていて、腎臓のことも考慮してオシッコ検査をしてみようということになっていて、2週間ほど前に尿を提出した病院終わりの午後のお話。

この日は、診察で膿皮症が少し出ていてシャンプーで様子見しましょうなんて言っていました。

病院から戻り、遅い朝ごはんを食べさせてしばらくすると、リビングの隅っこで背中を丸めて立っているよもぎを発見。

お腹を見ていると、波打つような動きをしていたので「あ、吐くな」と一瞬で理解。

案の定、1時間ほど前に食べたフードを戻しました。

いつもなら吐いてしまえばスッキリするのに、今回は何度も何度も吐き続けます。

もう吐ける物はないはずなのに何かを吐きたくて頑張るよもぎ。

そうこうしているうちに、今度は下痢が始まってしまいました。

最初は形があった物が、スフレ状から液状に。

その時点で夕方を過ぎていました。

そして、下痢は朝まで続いて1時間おきに水下痢(しかもほぼ透明の物)を出し渋っている状態。

このままでは脱水の可能性もあったので、朝イチでまた病院に連れていきました。

原因は季節性のものなのか、ウィルス性のものなのか、アレルギーによるものなのか・・・

念の為、便が付いたトイレシートを持参していたので顕微鏡で見て頂くと悪玉菌オンリーになっていて真っ赤でした。

一先ず応急処置で、抗生剤や吐き気止め、脱水防止の為に点滴などをしていただきお薬を処方して頂いて帰宅。

病院から帰宅したよもぎ。目が虚で可哀想でした

次の日も病院で注射をして頂き、スパッと症状は治りました。

胃腸に負担をかけない為に、フードは5割から与え便の状態と相談しながらぶり返さないように増やしました。

1週間で9割ほどフードは増やせましたが、焦って一気に増やすと便が緩くなるので慎重に。

若い個体ならそこまで気を遣うこともないのでしょうが、老犬にとって1度下痢になると回復するのにも時間がかかります。

よもぎは、一晩で体重が200g減って6kgを切ってしまったので危険でした。

ちなみにベスト体重は7.4kg〜7.6kgくらいです。

2年ほど前から、慢性の下痢症状が続き体重が激減してしまってから、なかなか増やせずにいたのですが、最近は6.2〜6.4kgくらいで少しずつ増量中でした。

慢性の下痢が続いていた時は、歩いていてもフラフラとしたり、ボーッとしたり少し認知っぽい症状も見られたのですが、下痢の症状が良くなり体重が増えると共にふらつきも無くなり、活発なよもぎに戻って来ました。

そんな時に具合が悪くなったので、正直嫌な予感しかしなかったです。

それから1週間後に尿検査の結果が出て尿の中にタンパクは流れていなかったことがわかりました。

と、いうことは・・・季節性の体調不良もしくはフードのアレルギーに絞られるという結果に。

フードのアレルギーに関しては、もう10年以上同じフードを食べているのでそろそろアレルギーが出てもおかしくはない頃。

先生もフードの見直しをそろそろ考えた方がいいのかな?とおっしゃっていました。

よもぎの食物アレルギーは割と重症で、今の病院に転医した時は嘔吐・下痢・膿皮症・血便や血尿まで出ていた状態で、身体の外だけではなく胃腸にも炎症が出ていました。

以前かかっていた病院では、アレルギーに対しての指導は特に何もなく、自分でネットで調べて試しての繰り返しでした。

勿論、手作り食もやりました。フードジプシーにもなりました。

そして、今の先生に診て頂いて生まれつきのアレルギーもあるけど、沢山の食品を試した事で元々アレルギーが出なかった食品にも反応するようになってしまっているという事がわかりました。

なので食べ物に関しては本当にシビアになっています。

果物でさえ、何日か続けて少量を与えると涙やけが始まります。

涙やけが出始めるという事は身体が何か反応しているのでは?といつも思います。

これはあくまでよもぎの目安ですので他のワンちゃんも同じかどうかはわかりませんが・・・。

話が脱線してしまいましたが、少しフードの件も考慮して様子を見ていく事になりそうです。

本犬は、かなり元気を取り戻している模様。

得意の「あによ?」の顔が出るくらい元気。笑

体重も少しだけ戻ったので、栄養はきちんと吸収していることが分かりました。

また1週間後に診察です。

今月に入って既に4回も通院している・・・。まだ半月も経っていないのに。

先月はやまとくんが手術をしていて行ったり来たり。

2ヶ月続けて頻繁に病院通いは色んな意味でキツいです。

かかりつけの病院は隣の県。高速で行かないと渋滞に巻き込まれて半日無駄にしてしまう。

休みは日祝しかないので、動物病院に行って、私の実家の両親の様子を見に行き1日が終わってしまう。

そんな生活がもう2年以上続いています。

あぁ、出来るならもう少しだけ時間に余裕が欲しい。せめてゆっくりコーヒーを飲める時間とか。笑

あ、また話が脱線。

膿皮症は、徐々に皮膚の赤みも無くなって綺麗になりつつありますが、今時期は湿度が高くて気を遣います。

シャンプーは週3回でドライヤーで完全に乾かした後、スプレータイプの保湿剤を馴染ませます。

毛の根本まで完全に乾かさないと、根本部分に雑菌が繁殖しやすくなるのでドライヤーの温風と冷風を交互に当てて湿り気がなくなるまで乾かす様にしています。

膿皮症が出やすい時期は、湿度の高い梅雨時期と、10月頃。

10月頃は陽気的には悪くはないのですが、秋口に花粉症が出る時期によく膿皮症が出ます。

もしかしたら、単なる膿皮症ではなく何かアレルギーが出ている可能性も。

まぁ、やまとくんみたいに手術をしたり薬を生涯飲まなきゃ行けなかったりというわけでもないのでまだ楽なのかもしれません。

まだまだ長生きしてもらう為にしっかりお世話させて頂きますよ!

よもぎ「あたりまえでちょ。」

長々と書いてしまいましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。

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