犬のお留守番はケージとフリーどちらがおすすめなのか。両方試した結果。

■nicoge(frenchbulldog)

正しい留守番のさせ方とは

こんにちは!

皆さまのお宅のワンちゃんは、お留守番の際にケージに入ってもらいますか?それとも室内でフリーにさせていますか?

お宅によって、住環境や家族構成、お留守番の時間、ワンちゃんの性格など様々ですので、これが正解というのはないと思いますが、それがまた悩みでもあったりしませんか?

結論から言うと

我が家は、「ケージでお留守番派」です。

今日は、ケージでお留守番をさせている理由をお話ししたいと思います。

最後まで読んでいただけると嬉しいです!

理由1 分離不安になるから

我が家は現在多頭飼いをしています。

最初、お姉ちゃんを迎えた時は、留守の時間が割と短時間(5時間前後)でした。

ケージとフリーとどちらも出来る様に練習していたのですが、どうしてもフリーのまま玄関を出ると何分も鳴き叫んで止まないんですね。彼女は先天性の難聴があり、耳が聞こえないので元々「分離不安」の傾向がありました。

何度かフリーで試みるもやっぱり玄関先で鳴き叫んでしまい、ご近所への心配もあってケージでのお留守番が定着しました。(外から聞くと虐待しているかの様な鳴き声だったので・・・)

ケージでお留守番させる時は、本当に静かですし、ハウスさせる時も良い子です。

ちなみに、弟を迎えてから時々フリーで1時間ほどお留守番させたりもしたのですが、やっぱり2匹とも玄関にいました(カメラで確認済み)

お姉ちゃんは独りじゃないせいかそこまで鳴きはしなかったものの、リラックスする事もなくひたすら玄関の前でお座りしていました。健気で可愛いのですが、間違いなくストレスだと思うので結局やめてしまいました。

理由2 留守中の食糞が心配(弟)

弟は、成犬になってから食糞する癖がつきました。

しかもお姉ちゃんのウンチを好みます。疾患がある為、別々のフードを与えているので多分お姉ちゃんのフードの方がいい匂いがするんだと思います(笑)

お留守番中にお姉ちゃんがウンチをしたら・・・100%やるのでやはり2匹でフリーは現実的ではありませんでした。

でも、一時期同じサークルを使っていた時期もあります。

仲良さげに見えますが、喧嘩も沢山します。

これは5、6年前で食糞に目覚める前です(笑)ちなみにこの頃のお留守番の時間は10時間〜12時間で現在も変わりません。

留守番中はカメラを設置してお知らせがあった際や定期的に確認をして様子を見ています。

理由3 シニア期の安全性

若い時は気にならなかったのですが、シニアになると個々のケア方法やトイレ事情などが変わり一緒のケージすら難しくなりました。

ましてやフリーでお留守番も色んなリスクが出てくるのでやはりケージでお留守番が安心なのではないかと思います。

フリーにすることで、留守中の転倒や発作などで怪我をする可能性もありますし、お姉ちゃんに関しては慢性の下痢があるのでトイレが1箇所の方が掃除も楽になります。(やまとくんのためにも)

あとは、シニア期になると、睡眠時間がもの凄く増えるんですね。

お姉ちゃんは1日の中で20時間くらいは寝ています。私たちが帰ってきても、用が済んだら勝手に寝てしまうほど。最近では、夜眠くなると誰もいない寝室の前でハウスしたいと催促します。

だからと言って弱っていたり、体力が著しく落ちたりはしていないですし、やまとくんと遊んだり喧嘩もしたりするほど起きている時は元気です。

ただ、睡眠を邪魔されるのが少し嫌に思っているのか、ハウスで寝るのが一番落ち着く様に感じています。

このケージは形を自由に変えられるもので、一時期は正方形にして遊べるスペースも作っていました。

広さは約2畳ほどです。

これなら大きめのトイレを入れても床のスペースは余裕があります。

しばらくこのまま過ごしていたのですが、2匹ともシニアになり獣医さんからは「考えたくはないけれど、いつかはどちらかが残る事になるから、そろそろ別々でお留守番出来る様に練習しないとね。」と言われ、少しずつ距離を離し現在は部屋の隅にそれぞれのケージを置き互いに殆ど見れない状況で留守番をさせています。

別々のケージにしたことをきっかけに、やまとくんのケージをDIYした記事もあります。

犬のケージを手作りしてみた。木製DIY」クリックするとジャンプします。

手作りケージに興味がある方は良かったらご覧ください☆

理由4 災害対策

私たちが住んでいる地域は地震の多い地域で、東日本大地震の時は震度5弱の揺れがありました。

その日私たちはそれぞれ仕事に行っていて、職場で地震が起きました。

夫は当時病院が勤め先だったので帰宅は出来ず、私が運良くタクシーで帰宅できたのですが、

自宅は素足で歩けないような状況でした。

冷蔵庫は横滑りして移動していたし、食器棚も倒れていて。(どちらも転倒防止がついていました)

トイレのタンクからは水が溢れていたり、犬たちが留守番していた部屋も沢山の物が落ちていました。

彼らは近くに何も物がない壁際のケージで留守番させていた事がラッキーだった様で、怪我も無く生きていてくれましたが、迎えて間もないやまとくんはまだ6ヶ月という幼さで恐怖を体験させてしまいました。

玄関を開けた時の2匹の鳴き声は今でも忘れられないです。

ふと、もしフリーでお留守番していたら・・・と頭をよぎりました。

デメリットとして考えるならば、ケージだと逃げられないということ。

でも、ケージを設置する場所を家の構造や家具の配置、落下物がない様にと考えればかなり安全なスペースが出来るのではないかと思います。

想像でしかありませんが、もしフリーにしていたら、うちの子たちは間違いなくパニックを起こし騒いで危険な目に遭っていたと思います。

そういった意味でもケージでお留守番にしていて良かったなと思います。

理由5 自分達のためにも

ケージに入ると犬たちは自然に落ち着いて自然に寝てくれます。

もし、私たちの具合が悪い時や手が離せない時などケージに少しだけでも入ってくれていたら色々なことがスムーズに行えます。

例えば、玄関のチャイムが鳴った時、うちの子は興奮して鳴くのですが、誰か来ると事前にわかっていれば予めケージに入っていてもらえれば客もびっくりさせる事もないですし、犬たちも興奮せずに済みます。

先日、私たちは仕事の関係で同時にワクチン接種をしたのですが、副反応がきつく2人とも寝ていたんですね。そんな時、数時間でもケージで寝ていてくれたお陰で、お世話せずに私たちも寝ることが出来ました。

自分達の具合が悪くても、犬たちのお世話は必ずしなくてはなりませんが、それでも「今だけケージに入ってくれてたら」と思うことは日常的にもあるはずです。

そういった際に、スムーズにハウスしてくれるように日頃から練習しておくのも良いのかもしれません。

まとめ

あくまで我が家の場合のケージで留守番をさせた方が良い理由5つでした。

いかがでしたか?お留守番が日頃少ないワンちゃんでも、ケージでリラックスして過ごせるように練習すると、色々なメリットがあるのではないかと思います。

シニアになった時の為に、今から練習してみてはいかがでしょうか?

少しでも参考になれば嬉しいです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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